Nov 15, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのはち



第八章 女王陛下のクロッケー


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アイスはやっと地下の広間の小さなドアのむこうにみえた
美しい庭にたどりつきました。

「庭の入口近くに大きいバラの木が生えていました。
咲いているのは白いバラの花でしたが、
3人の庭師があわてふためいてそれを赤く塗っているところでした。」



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ハートの女王に、「そのものたちは誰じゃ」と問われて、
アイスは思わず「私にわかるわけないでしょ!」と答えてしまいました。

「女王は怒って真っ赤になりました。
野獣のような目つきで一瞬アリスをにらみつけてから、
かな切り声で叫びました。
「あれの首をはねよ、首を----」



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アイスがクリケットの試合の様子をみてから、
空中に現れたチェシャー・ネコのいたところにもどってみると、

「首切り役人と王様と女王がなにやら議論をしています。
三人が同時にしゃべっているそばで、人びとはおしだまって、
なんとも居心地のわるそうな顔をしています。」



つづく

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