Nov 10, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのさん



第三章 「めためた競争と長い尾はなし」



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ネズミと知り合ったアイスは、
岸にあがってネズミの身の上話を聞かせて貰うことになりました。

「岸に集合したのは、いかにもへんちくりんな一団でした。
羽をひきずっている鳥たち、毛がべったり体についている動物たち----
みんなびしょぬれで、気分が悪いのか、むっつりしていました。」




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体を乾かす為に「めためた競争」をしたみんなは、
それぞれが優勝した賞品としてアイスのもっていたボンボンをもらい、
アイスには、もともとアイスのもっていた「指ぬき」が授与されることになりました。

「アリスには、なにからなにまでとてもこっけいに思えましたが、
みんな大まじめなので笑うわけにもいきません。
なにもことばが思いつかなかったので、なるべくおごそかな顔をして、
ただおじぎだけし、指ぬきをうけとりました。」



つづく

解説)
画像の説明は挿絵のシーン中心にそこだけ書いてありますので、
文章の流れで追っていくとストーリーが見えてこなかったり、
ちぐはぐに思われることがあるかもしれません。
気になる方は是非とも翻訳書を参照してください(^^)。

ネットでは、山形浩生氏が、全文を翻訳されて、
自由に利用できるページとして公開されています。

山形浩生さんの訳による「不思議の国のアリス」


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