Nov 17, 2007

不思議の国のアリスとアイス その十



第十章 エビのカドリーユ


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グリフォンとウミガメモドキは
エビのダンスをみせてくれました。

「ふたりはアリスのまわりをまわりながら、
おおまじめに踊りはじめました。
ときどき、アリスの足先をふむほど近づいては、
拍子をとるのです。」



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グリフォンから「なまけものの声がする」を暗唱してごらん、
といわれて、アイスは立ち上がって暗唱しはじめました。

「ただ頭がエビのカドリーエのことでいっぱいだったので、
自分でなにをいっているのかもわからないくらいでした。
頭に浮かぶことばも、じっさい、とても奇妙なものでした。」

「エビの声がする
耳をすませば いっている
「きょうの焼きかたはきつすぎる
髪に砂糖をまぶさなきゃなるまい」
ガチョウなら眼瞼を使うところだが
彼は鼻でベルトをしめ ボタンをかけ
しかるのちに足の爪先をそりかえらせる、、、」



つづく


**ちょっと道草 そのさん***


アリスのフィギア紹介の後半です。


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抱いていた赤ちゃんが、いつのまにかブタにかわってしまうシーン。
これは想像してみると怖い話ですね。。
「ゲゲゲの鬼太郎」でも有名な日本の妖怪「子泣き爺」や、
漱石の「夢十夜」を連想したひとはいるでしょうか。。



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クロッケー競技につかうためのフラミンゴをもっているシーン。
木槌が生きたフラミンゴで、ボールは生きたハリネズミという、
この想像力のナンセンスさもすばらしいです。。



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グリフォンとウミガメモドキにかこまれて、
彼らの話をきいているシーンのアリスです。
やっと普通のポーズがありました(^^)。



紹介したアリスのフィギアはうえから、

「フルタ・人形の国のアリス」より「アリスと子豚」
「北陸製菓・アリスのティーパーティ」より「クロケーをするアリス」
「フルタ・人形の国のアリス」より「話をきくアリス」です。


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