Nov 02, 2025
翌日の広場

ハロウィーンが終わり、
広場ではぼちぼち後片付けが始まっていた。

鳥獣同盟のメンバーが
集まっている。
当日にみんな揃う予定だったけど、
ホテルが忙しくて無理でした。
それで今日集まったのね。
私たちみたいな姿でも
まだ怪しまれないですから。

ちょうどよかったわ。
お店の飾り物外すの手伝って。
とリタに言われている。

佳奈は枯れ木を片付けている。
また一年出番がないのかなあ。
とマイケルが言っている。
いつでも広場に遊びにくればいいのよ。

ダリオさん、その大蛇。
どうもここが気に入ってるようなんだ。

スターウォーズオタクたちの
グループが帰ったベランダでは、
ペギーが洗濯物を干していた。
普段の暮らしに戻るのね。
とディアナが言っている。

和風コスプレのグループのいた
マンゴー亭では。
みんな帰って、
あなたたちだけ残ったのね。
僕たちはほぼ確実に
一年後まで出番がないので、
名残を惜しんでいるんです。
まぼろし探偵か。
無理ないわね。
とエレナが言っている。

サラたちの部屋には、
ケイとジェットとシノが
マンゴー亭から戻ってきていた。
ずっと気になってたんですけど、
ケイさんが首に巻いてたその風呂敷包み、
何が入ってるんですか。
とシノが言った。

風呂敷包みを開くと、
中にはおむすびや干し柿が入っていた。
地味な小道具なのに、
サラさん、よくやりますね。
とノヴァが言っている。
戦国武将だからね。
解説)
続きます。
WriteBacks
http://www.haizara.net/~shimirin/blog/kirita/blosxom.cgi/20251102194342.trackback
writeback message: Ready to post a comment.