Sep 20, 2025
スーラと一緒に そのろく

今日は日が暮れるの早かったね。
一日中雨だった。

台風はあなたのおかげで
逸れたみたいだけど、
雨はいうこと聞かないのね。

雨は水の精霊の管轄ですからね。
それに本当は台風のような天候気象は、
大きな仕組みで動いていますから、
私みたいな風の精霊が
単独で影響を与えるような変化を起こすと、
また問題になりかねないんですよ。
進路を変えると、別の場所で被害が出ますから。
それも大きな計らいっていうわけね。
大丈夫なの?
今回は特別のお礼でやってるって、
台風の雲の渦に伝えておきましたから。
雲を掴むような話だなあ。
お湯を注げば出来上がり。
とジェットが言っている。

さてとスーラさん、
これからどうしようか。
広場や高台は見て回ったけど。
まだまだこの世界でこの姿でいたいんです。
この家で皆さんにずっとお世話になるのも
気が咎めるんですが。
だったらこうしましょう。
この世界のアフリカって呼ばれる場所に、
あなたのような変わった素性の人が
安全にずっと泊まれる
知り合いのホテルがあるの。
私はそこまで案内するから、
好きなだけそこを拠点に活動すればいい。
風の姿に戻って休みたくなったら
ここに戻ってくればいい。
それは嬉しいですね。
サラはまたアフリカに行くのか。
いいなあ。
とジェットが言っている。
私はすぐに帰ってくるわよ。
また出かけるかもしれないけど。

この扉から行けるんですか?
アイスから呪文を聞いてるからね。
鏡の扉が固定されて出現している場所があれば、
行き先の呪文を唱えると開くことができるわ。
普通は使うと一定時間で消えるみたいだけど、
アイスやヴィヴィアンは時間節約のために、
いくつかの場所で固定して使ってるの。
あなたにも呪文を教えるから
行き来する時使ってね。
解説)
続きます。
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