Oct 28, 2025
ナディアの反応など

賑やかな広場には、
レイチェル達が到着していた。

向こうの世界は,
まるでジェラシックワールドよ。
恐竜の名前随分覚えちゃった。
いいなあ。
と佳奈が言っている。

広場に遅れてやってきたナディアは、
フェルミ01を見て、
反射的に腰の銃に手をかけて身構えている。
ナディア!

ツナの声に、
ナディアは、はっと我に帰った。
君も帰ってきたんだね。
悪魔のコスプレかー。
向こうにルビーやドロレスがいるよ。

二人が去った後、
シティポリスがつぶやいている。
今一瞬すごい殺気を感じたけど、
気のせいかな。

レイチェルがポリスの元にやってきた。
警備お疲れ様。
そこにいるのはロボット研究所で製作された
警備ロボットですってね。
やあレイチェル。
フェルミっていう名前だよ。
こんにちわフェルミ。
私、前にロボット研究所にいたの。
もしやめてなかったら、今頃あなたの開発スタッフに
なってたかもしれないわ。
そーでしたか。

ナディアはルビーたちと話している。
広場に警備ロボットが配備されていて、
それもフェルミタイプだったなんて、
知らなかったから、思わず体が反応しちゃって、
ツナの声が聞こえなかったら、
射撃してたところだった。
私も最初見た時は驚いた。
戦争の初期には仇敵だったからね。
とツナが言った。

かっこよくて
きれいな人だなあ。
とマイケルが言っている。

その頃、サラたちの部屋では、
みんなが談笑しているところに、
ローザがケーキを持参してやってきた。

いつも差し入れありがとう。
あら、今日はかぼちゃの煮物じゃないの?
今日はケーキを作ったのよ。
誰かの誕生日みたいね。
わたし管理局に勤めてる人たちの部屋に
居候させてもらってるでしょ。
ケーキを作って欲しいって頼まれたので、
ついでに二つ作ったの。
お裾分けかー。
管理局の誰かの
誕生日なんじゃない?
解説)
続きます。