Apr 09, 2026
ホテルの広場で

サラたちは温泉から出てきた。
いーお湯だったわね。
局長の天使の翼も見られたし。
シーザー。
ここでずっと見張っててくれたの?
どうもありがとう。
ホテルからの
道はここだけですから。
ほとんど獣道ですけど。

3人は、
ホテル裏の広場に戻ってきた。
さてどうしましょう。
この広場には、
宇宙ステーションに行ける、
転送装置があるのよ。
ふーん。
湯上がりの散歩がてら
見に行きましょう。

大昔にレプティリアンたちが
作ったものだって聞いたわ。
今では宇宙ステーションからの
観光客が使ってるの。

この中央に立つと、
装置が私を認識して、
光線が降ってきて、宇宙ステーションに
吸い込まれていくの。
行ってみますか?
局長。
宇宙ステーションは、
まずいんじゃないですか。
宇宙連合の様々な惑星から来た連中が
乗っているんでしょう。
お披露目じゃなくて、
お忍びの休暇中なんですから。
とミラが言った。
そうだったわね。

サラたちがホテルの方に
引き返してくると、
ハリーと黒木喜六の姿が見えた。

喜六は呪文を唱えている。

薄い煙がたちのぼり、
なんと草むらに置かれていたやかんが、
ゆっくりと空中に浮上した。

ハリーさん。
部屋で仰っていた魔術の実験ですか。
そうなんだよ。
黒木さんに呪文を覚えてもらったんだ。
彼は魔族の血を引いているのに間違いない。
なかなかの呪力をお持ちのようだ。

やかんは中空に留まっている。
これは物品を操る魔法ね。
龍の舞でシモーヌが使ったのと同じ。
お湯沸かせるの?
それは無理です。
解説)
続きます。
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