Mar 11, 2026
森林公園で そのに

ピピの捜索は続いていたが、
さっぱり見つからない。
みんなは、円盤が見つかった場所に戻ってきていた。
今日もまだ寒いけど、
天気はまずまずね。
と言いながら空を見上げていたルビーが、
あら。あそこで何か光ったわ。
と言った。

樹木の梢にピピが引っかかっていたのだった。

ソローがさっそく樹木に登って行った。
これ、おもちゃみたいだなあ。
と言っている。

ソローはピピを確保した。
受け止めるから
投げてよこして。
とルビーが言っている。

ピピはぐったりしている。
大丈夫かなあ。
すずが近づくと、
いい匂い。
とピピが呟いた。

お腹空いてるのかも。
すずがポケットから
チョコを取り出すと、
ピピはシャキッとして
もらえるのを待っていた。

ごちそうさまでした。
あ、ルビーさん。
またお会いできましたね。
いったい何があったの?
広場の上空で春節の踊りを見ていたら、
龍が空に登ってきて、
円盤が口にくわえられちゃったんです。
しばらく上空を漂っていましたが、
それから龍はこの公園の上空まで
飛んできて、急に落下したんです。
そのはずみで円盤も口から外れて落ちていき、
この樹木に引っかかりました。
僕はなんとか脱出したんですが、
円盤は地上に落ちていきました。
あれ、円盤はどこでしょう。
心配いらないわ。
回収してドルフィンに保管してある。
あなたが乗ってなかったので探してたのよ。

ルイが
見つからないよーと言っている。
ルイちゃん。
もういいのよ。

森林公園の表の入り口まで
戻った一行は、
ソローに遊具のある場所に
案内してもらった。

代わりばんこよ。
とすずが言っている。
解説)
続きます。
Feb 11, 2026
湖畔の散歩

サラたちはみすずの家にやってきた。
マルテはさっそく湖を眺めている。
あら、珍しい姿のお客様ね。
とフミコが言っている。

応接間にみんなが集まった。
私の名はマルテ。
夢の中で暮らせる世界を探していたところ、
シモーヌに常春の国に送ってもらえました。
マルテさんは夢食いなの?
よく聞かれませすが、
元はあなたたちが火星と呼ぶ星の住人です。
遥か昔に精神的な進化を遂げた代償に、
現実世界では長時間存在できなくなり、
あなたたちが夢食いと呼ぶような存在と
類似した生き方をしていますが、
異世界由来の夢食いではありません。
元は惑星で生まれた生物で、
人間や魔族やタコと同じなのね。
違いますが同じです。

恐竜が見たいというマルテを
みすずが湖畔に案内することになった。

ヤミーやヤッピーと出会った。
湖畔巡りですか。
今日はプラキオサウルスが来てますよ。
といわれている。

二人が岸辺に沿って歩いて行くと、
プラキオサウルスに出会った。

二人が近づいていくと、
プラキオサウルスは
水辺を離れていった。
このへんの草食恐竜は、
最近私たちに慣れてきて、
棲み分けしてくれてるみたいなの。
とみすずが言っている。

さらに岸辺を回っていくと、
漁をしているスピノサウルスを見かけた。

二人の姿に気がついた
スピノサウルスたちは
立ち去って行った。
礼儀正しい連中ですね。
あなたが怖いのかも。

マルテは湖に入っていく。
まるでタコみたいね。
といわれている。
解説)
続きます。