May 08, 2026

魔法の練習

b1

三人は森林公園を見て回る前に、
桜のある場所で一休みすることにして、
サラはシートを広げようとしていた。

あら、車の音。


b2

トマソンと喜六の乗った
オープンカーが到着した。


b3

誰かと思ったら、
トマソンさんと黒木さん。

こんにちわ。

これから休憩するところ。
オレンジジュースと、
ポテトチップス持って来たから、
よかったら一緒に食べない?
とサラが声をかけている。


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五人は車座になって
会話している。

住民はみんな飽きっぽいから、
もうここに来る人は
いないんじゃないかと思ってた。
とサラが言った。

僕もそう思ってたんです。
それで喜六さんの魔法の練習場所に
いいかなと思って来たんです。
とトマソンが言った。


b5

どんな魔法?

物を巨大化する魔法です。
僕は「魔術の書」で
呪文を覚えたばかりなんで。
と喜六が言った。

そうか。喜六さんは
ハリーさんの持っていた、
「魔術の書」で呪文を覚えたのね。
是非、私たちにも魔法を見せて。
ここにいる人たちはみんな
魔族や魔法のことは知っているから、
魔法を使っても大丈夫よ。
とシモーヌが言った。


b6

わかりました。
やってみます。


b7

シートの中央にオレンジを一つ置くと、
喜六は呪文を唱えた。
するとオレンジは怪しげな光を放ち、
周囲に薄煙が立ち上った。


b8

おお。
成功したようです。


b9

これ本物よね。
とサラが言っている。



解説)
続きます。
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