Jul 04, 2026
夏の準備

みんなテラスに戻って話している。
あの恐竜の子供、飼い慣らしたんですか?
人懐っこい性格みたい。
中にはそういうのもいるのよ。

母親が迎えに来たみたいね。

見るもの聞くもの
驚くことばかりですが、
そろそろ社にもどらないと。
とケントが言っている。
それは残念ね。
また今度ゆっくりご案内するわ。

シモーヌが呪文を唱え、
鏡の扉を開いて、サラたちは
現実世界に戻っていく。

三人は、サラたちの部屋に戻って来た。
ここはいつも変わらないので
ホッとするわ。
食べてるものまで変わらない。
時間が止まってたみたいね。
とシモーヌが言っている。
そんなことはないです。
と誰かの声がした。

今回はどこに行ってたの?
とメアリーが尋ねている。
ケントさんにマルテに会ってもらって、
ついでにケントさんを
忘れられた夢の世界に案内していたのよ。
雪景色と砂漠の景色を見てもらったの。
こっちでは、ようやく夏至を過ぎたし、
いよいよ夏到来ね。
さっき広場のアナウンスがあって、
ドルフィンで、夏物の備品のレンタルを
始めたって言ってたわ。

広場では、夏物のレンタルと、
七夕の飾り付けが始まっていた。

ドルフィンのマスターは
七夕用の笹の飾り付けをしている。
すずが喜んでいる。

ドルフィンの倉庫に保管されていた、
昆虫採集用の捕虫網や虫籠、
うちわや各種蚊取り線香、
金魚鉢や虫除けスプレーなどが、
レンタルに提供されている。
近辺住民の各家庭で、
必要なものを借りていくことが
できるのだった。

たまきやエリスが物色に来ていた。
周り灯篭や、扇風機、
かき氷機やソフトクリームメーカーも
あるのね。
迷っちゃうわね。
ソフトクリーム食べたいけど、
置き場所が。
誰か借りた人に、
作って貰えばいいんですよ。
とボニーが言っている。
解説)
続きます。
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