Mar 31, 2021

クールガールたちの昔話

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夜が更けて閉店したあとも、
昔話がききたいといって、
ルビーたちに残って貰った。


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ミッションのことは話せないけど、
この町に来てからのことなら。
といってルビーは話し始めた。


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私たちが町にきたのは、2006年の夏頃ね。
ほどなく無国籍料理店「銀河食堂」を、
はじめたの。
駐車場のついた郊外型のレストランで、
食材になりそうな新鮮な野菜を、
地元の農家に仕入れに行ったことがきっかけで、
たまきやジェニーたちと知り合った。


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「銀河食堂」はその年の暮れには閉店したんだけれど、
「ほしまつり」やクリスマスのイベントをやって、
夜にはイルミネーションがきれいな店だった。


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ルビーやアイスと知り合ったのは、
翌年に「赤と黒」に雇われてからだから、
私がまだこの町に来る前の話だね。
無国籍料理、食べてみたかったなあ。
とマリーネが言った。


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今度つくってあげる(^_^)。
とシェフをしていたフレイムが言った。


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フレイムのお手製のキムチおいしかったよ。
とたまきが言った。


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そこに、
すっかり遅くなっちゃった、
といいながら、
探偵の助手をしている鷲尾翠がやってきた。

今、事務所に使えそうな部屋探してるんだけど、
なかなか見つからなくてね。
と遅くなった言い訳している。


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それなら、
バンブーハウスの二階。
洋間だしデスクもソファもあるから、
すぐ使えるよ。
とたまきが言った。


解説)
最後のたまきの問題発言は、
話の流れで思いついた新たな展開です(^_^)。

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鷲尾翠は、2006年7月に、
私が最初に入手したクールガールのフィギアで、
プロテクトギア(強化服)に身を固めた姿で、
組織のミッションをこなします。
ふだん私立探偵の助手をしているのも、
情報収集任務のためなのかも(憶測)。
思えば「銀河食堂」の開店が、
2006年の8月末ですから、ひと月余りの間に、
かなりの勢いでCGたちが参入したのでした。
Posted at 21:47 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
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