Feb 24, 2023

メルティの世界で そのに

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サラとジョンとマリアが
歩いていくと、猫に出会った。


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マリアは、
新入りだ。
余所者が来たぞ。
と言われている。


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どこからともなく
猫たちが集まってきた。


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ここは一旦
引き返した方が良さそうだね。
とジョンが言った。


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その頃、メルティとピノコとひそこも
トンネル工事の場所で、
猫に遭遇していた。


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猫たちはメルティたちに気がついたようで、
どんどん集まってくる。


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数が増えてるみたいだよ。
とひそこがメルティに言っている。


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一輪車の中で寝てる。
なんだか不穏だね。
一旦戻った方がいいかも。
とピノコが言った。


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ひそこがいうには、
最初見かけたのは一匹だけだったけど、
すごく数が増えてるって。

あの猫たち、
ひそこしかいない時にここに来たみたいで、
自分たちが先住者だと思っているみたい。
とマリアが言った。
私たちが侵入者だと思われてるのね。

襲ってくるのかな。
そんな感じでもなかったけど。
襲って来なければ、
普通に猫飼ってるのと同じでしょ。
私は賑やかでいいけど。
とメルティが言った。

でも襲ってこない保証もないよ。
メルティの夢の世界に入り込んで来たんだから、
普通の猫たちじゃない。
猫の姿をした精霊ってこと?
人の夢に侵入して支配しようとする
「夢食い」の類かもしれないよ。
とマリアが言った。

とりあえず安全のため、みんなで戻って、
ハリーやヴィヴィアンに相談したいけど、
私たちの来た扉までたどりつけるかな。
途中に猫がいっぱいいそう。
ひそこなら空を飛んでいけるよ。
扉は誰でも開けられるし。

誰でも?
っていうことは。



解説)
メルティの世界は
猫町風になっていたようです。
Posted at 20:28 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
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