Aug 18, 2026
夜の花火

日が沈み、
夜空には星が瞬き始めた。

エクレア号では、
エルザとジョー軍曹が空を眺めていた。
みんなどうしているのかしら。
魔術劇場が島に移転したんだろう。
きっと島で騒いでいるんじゃないかな。

その時、突然夜空を明るく染めて
花火が輝き始めた。
あらら。

キャプテン・クックドゥーも、
船室で思わず椅子から立ち上がって、
丸窓の外の花火を眺めていた。
なんだあれは。

黒木喜六が、広場で魔法の呪文を唱えて、
花火の幻影を夜空に描いていたのだった。
みんな見物している。

うまく行ったじゃない。
私もイメージを重ねてみるわ。
と言って、アイスも呪文を唱え始めた。

花火はいっそう華やかに
輝き始めた。
きれいきれい。

見事なものね。
ハリー、この魔法。
あなたもできるんでしょう。
それはできるさ。
子供の頃によく遊んだものだよ。
でも人間の友達に見せたら、
怖がられちゃってね。
親に人前ではやるなって言われたんだ。

しばらくのちに、
幻影は消え去って、
満天の星空だけが残った。
もう終わりなんですか。
アンコール。
花火は儚いところがいいのよ。
真夏の夜の夢ですねー。
などと言い合っている。
解説)
続きます。
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