Aug 21, 2026
海中へ そのに

アイスはどんどん潜っていった。
やっと海底が見えた。
随分と深いわね。

あれはボートの残骸みたい。
あら、タコがいる。
あのタコには見覚えがある。

また船の残骸がある。
タコはアイスに寄り添うように
ついてきた。

ああ、あれはかなり大きな沈没船。
甲板に巨大なタコが鎮座しているようだ。

アイスが接近する前に、
隣にいたタコが巨大なタコの元に泳いで行って、
何か会話している。
アイスが接近すると、
巨大なタコは黒っぽいバッグを
アイスに差し出した。
もらって欲しいと言っているようだ。

昨日みんなで逃してやったタコが
沈没船にいた巨大なタコにそのことを話して、
巨大なタコがお礼の品をくれたのだと
アイスにはわかった。

その頃海岸では、
海に潜ってきたサラとマーレが話していた。
ふーくたびれた。
いくつも貝殻を拾ってきたのね。
その中に、
夢が見られる貝殻はあった?
残念だけど、無かったみたい。
でもこの貝殻は笛に使えるわよ。
それはよかった。

その時、アイスも戻ってきた。

このバッグはどうしたの?
海底に、潮流の関係だろうけど、
船の墓場みたいな場所があってね。
そこで大きな沈没船を見つけたんだ。
そこにいた巨大なタコにもらったのよ。
タコにもらったの?
昨日みんなで逃してやったタコもいてね。
同じ種類だったから親みたいだった。
それで、子供を逃がしてくれた
お礼にくれたような気がしたの。
タコの恩返しね。

その時、岩棚を越えて
エクレア号からエルザがやってきた。
船からマーレさんの赤い髪が見えたので、
来てみたんです。
朝から私は素潜り。
アイスはスキューバダイビングをしてたの。
それじゃ疲れたでしょう。
船で休憩しませんか。

一行はエクレア号で
休憩することにした。
解説)
続きます。
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