Jun 21, 2026
湖の小島で

シモーヌか。また会ったな。
とアスラーダが言った。

仲間を集めて、私の呼んだ夢食いの
モンスター軍団をほぼ全滅させたのか。
ここは私の作った精霊たちの世界。
夢食いに侵入されたら戦うのが当然でしょう。
私はこの世界に興味はない。
私の望みはエリーゼだけなんだ。
エリーゼの身柄を渡せば、
お前たちの勇敢な戦いぶりに免じて、
見逃してやってもいいぞ。
それはこちらのいうセリフよ。
襲ってきたのはそちらでしょう。
2度とエリーゼに手出ししないというなら、
見逃してあげてもいいわ。
なぜそこまでするんだ。
エリーゼも私も死後の世界の住人。
お前になんの関係もないだろう。

本人が嫌がってるのよ。
わからないの?
事情も知らないくせに、
おまえこそわからずやだな。
こんなこともあるかと思って、
私も魔界から助っ人を呼んだんだ。

二体の凶暴そうなモンスターが現れた。
こいつらはタフだぞ。
まあせいぜい遊んでもらえ。

アスラーダの姿はかき消え、
モンスターたちは襲ってきた。
シモーヌの攻撃魔法も効かず、
ハンターたちの銃弾は弾き返されてしまうようだ。

肉弾戦専門っていうことね。
そういうのは私に任せて。
と言ってミトラはモンスターに
突進していき、鉄球をぶん回して、
頭部に叩きつけている。
もう一体のモンスターにも、
シェルがジャンプして体当たりしている。

さすがにファイアースラッガー2は、
有効みたいですね。
とソーダが言っている。
シモーヌは鏡の扉を出現させる
呪文を唱えている。
シモーヌ。
どこへ?
あれはきっとおとりよ。
お城に戻りましょう。

シモーヌたちは、
お城の中の一室に抜けてきた。

応接間の方から、
騒がしい物音が聞こえる。
解説)
続きます。
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