Jan 18, 2007

間借り人ジェーン

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これは、メアリー・ノートンの『床下の小人たち』の一頁(岩波少年少女文学全集版(第十巻)より)。第四章の、床下に住んでいる小人たちのひとりのポッドが、紅茶茶碗を取りにいく途中、カーテンにぶらさがっているところを家の少年に見られてしまう場面を描いた挿画だ。


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ノートンのこの作品にでてくる小人たちは、妖精や魔法の世界とは無縁で、身の丈のサイズが小さいだけで、普通の人間とまったく同じ現実原則のもとに生きている。もしそんな小人がわがやでも間借り人のように暮らしてたら。。。


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台所でごそごそ。。


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フォークをもって探索。


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ぜんざいをみつけた。


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貝殻をひとつ借りて。。。


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食べる。。。


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鍋つかみの布団にもぐりこんで昼寝。。


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チョコを発見。メモ用紙に「借ります」と書いている。


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廊下を走る。。

解説)

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この小人の名前はジェーン。なぜかGIジェーンにそっくりな顔をしている(^^;。服装はなんだかすごく派手なようだが、子供用の手袋を裁断してつくったようだ(^^;。帽子も靴下も手袋の指の部分を使っている。左足の靴下には輪ゴムを巻いている。手にはボールペンとメモ用紙。背中にはチョコレートを背負っている。
Posted at 03:59 in n/a | WriteBacks (3) | Edit
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か、かわいい

うちにもいてほしい、(チョコも買っとくから)。

知らないでふみつけそうで怖いですけど。最近KIRIさんちの小汚いパソコンルーム(失礼^^;)の印象が濃かったのできれいでメルヘンな写真にホッとしました。

下のトランプの光景も、ウットリでした。わたしもこんなにきれいなお部屋で眠くなるまで遊んでいたいです。夢の世界だ????

Posted by ekmek at 2007/01/18 (Thu) 16:31:26

ps.

そういえば、最近賞味期限切れたばかりのコンニャクをあせってちぎって煮物に入れてたら、ちぎりコンニャクの話題がむかーしKIRIさんのサイトに出てたような記憶がよみがえりました。
今でも、いくつかのレシピがそのまま残っていますね。KIKIHOUSE自体がわたしにとっては小人たちの世界、なのかなぁ????

Posted by ekmek at 2007/01/18 (Thu) 16:35:08

ekmekさん、うれしいご感想ありがとうございます。
ノートンの「床下の小人たち」は、子供の頃に読んで、
いまおもうと潜在的に多大な影響をうけていたようです(^^)。

ちぎりこんにゃくといえば、チゴイネルワイゼンですね。
あれも夢の世界のような、いい映画でした。



Posted by 桐田真輔 at 2007/01/19 (Fri) 00:10:30
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