Apr 10, 2021

夏木さんのはなし

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夏木さんは、
まだ水やりの続きをしなくちゃ、というルルと別れて、
目と鼻の先にある工房ドルフィンに向かった。


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ドルフィンで工房が再開したお祝いをいうと、
カフェ・ペンギンも再開したよ、と教えて貰った。。


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オーナーのマリーネに開店のお祝いを言って、
挨拶がすむと、
また何かイベント考えてるの、と言われている。


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夏木さんはイベント好きで有名だが、
実際に自分一人で企画して実現したものは少ない。
今でも住人たちの語り草になっている、
2007年9月22日の「ロックフェスティバル」は、
ルビーやナオミと話しているうちに持ち上がった企画だった。
でも司会進行役をしたので、めだってしまったのだ。


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一人で企画したのは、2009年春に開催した、
「コミックフィギア展」くらいだろうか、
あの時は、やたら展示作品に触ろうとするひとがいて、
困ったことだった、と夏木さんは思い出した。


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あの頃のなつかしい思い出と言えば、
冬に友人と一緒に焚き火したとき、
焼いて食べたサツマイモのの味。


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あれ以来、焼き芋が大好きになって。


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ペンギンにも持ち込んで食べていたのだった。


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また食べたくなったなあ。
と夏木さんは思い出にひたっている。


解説)
夏木さんのフィギアヘッドも、ルルやマリーネ同様、
レディースミッションシリーズのもので、
最初から夏木さんと呼んでいるのは、
発売時にそう名づけられていたのを踏襲しています。


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(画像は「Action GIRLS」の1ページから)

なんと夏木さんは、
航空自衛隊の小松管制隊に所属する、
航空管制官だったのでした。
こうした、こまかなキャラクターの職業設定が、
初期のレディースミッションシリーズの特徴で、
警視庁や自衛隊、米四軍(陸海空、海兵隊)の、
配属部署に即した制服を身につけた状態で
販売されており、ちょっとマニアックな、
ミニタリー系の女性アクションフィギア、
という感じだったようです。
私がレディースミッションを知ったのは、
そういったシリーズの路線が、
空想上のナチの女性親衛隊将校マリーネとか、
巫女や女医、ライダースーツの服装などに、
路線転換していく時期でした。
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