Aug 02, 2026
広場での会話

マーレを囲むように
住民たちが集まっている。

この生地は普通の布じゃないみたいね。
貝殻をつなぎ合わせたような装飾も素敵。

ピンクの髪に珊瑚のネックレスも
ドレスにマッチしてるわね。
お仕事は芸能関係ですか?
と舞が訊いている。

マーレさんみんなの注目の的ですね。
彼女の住む島に、魔術劇場が
引っ越したって聞きましたけど。
そうなんだよ。
君たちも遊びに来るといい。

どうやって行けばいいんですか?
とレイが尋ねた。
いつも、バー・デジャの奥の
鏡の扉を使って、魔術劇場の応接間まで、
肉まんの出前をしてくれているだろう。
その応接間に劇場の出入り口の鏡の扉がある。
開くには呪文が必要だが、君たちが来たら、
開けてくれるようにデュアンに話しておくよ。
ありがとうございます。
あとはバイトのお休みを申請するだけね。
誰かに代わってもらわなくちゃ。
とアンナが言った。
広場には暇な人が沢山いるから、
きっと大丈夫よ。

あの応接間が通過点になるなら、
水着に着替えるための
更衣室を隣に作ったら便利ね。
それもいいかもしれないな。
カーミラ。君はまだ島を見ていないだろう。
これから行ってみようか。
ええ。
私もぜひ連れて行ってください。
と黒木が言った。

そのとき、島に行っていた、
アイスとサラがマービーを連れて戻ってきた。
このところ人の出入りが多いなあ。
おやまた、新しいお客さん?
とジルが言っている。
マービーと言います。

マービーは広場でマーレと出会った。
あれ、マービー。
その姿は人間そっくりじゃない?
アイスが魔法で人間の姿にしてくれたの。
靴がなかったので、足に合う靴を
探してくれるっていうので、ついて来たの。

アイスはさっそく
ドルフィンのスタッフのリタに
事情を説明している。

リタはドルフィンの倉庫から
小さめのサイズの靴を選んで
カゴに入れて持ってきた。
ぴったりのサンダルが見つかったようだ。

これはバービーサイズ。これなら、
服の色と同系色でお似合いよ。
解説)
続きます。
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