Nov 04, 2026
その後のあれこれ

サラたちの部屋では
会話が続いていた。
ケントさんにマルテのノートを読んでもらったのは、
6月の初めのことだったわね。
そうだね。僕がサラとシモーヌに
案内してもらって、著者のマルテに面談して、
本の出版が決まったのが6月の終わり頃。
それで、本の発売日はまだ先なんだけど、
この本はマルテに。
届けるのね。

僕が直接行けるといいんだけど、
今、中間選挙の報道で
会社が忙しいんで。
すごい理由ね。
いいわよ。
私が届けるわ。

ケントは会社に戻って行った。
僕も一緒に行っていいですか?
とピピが言っている。
もちろんよ。
ケイ、そのボトル気になるんだけど。
ああこれね。
ドルフィンの倉庫にあったんだ。
お醤油が入ってたみたいなんだけど、
なんとなく気に入って持ってきたんだよ。
お弁当のたれびん、みたいね。
そうかなあ。

その頃、ジェニーたちの部屋では、
みんなが帰宅して、コスプレの
着替えを済ませていた。

文学青年は侍姿のままだった。
そのかつら、取らないの?
なんか気に入っちゃって。

じゃあニット帽を被ればいのよ。
そうか。
じゃこれでどうです。
よく似合ってるわよ。
よかったわね。

ペンギン前でも、
みんな普段の服装に戻っていた。

パンプキンヘッド楽しかったわ。
カコ。
地球人の催しに参加するのはダメじゃないの。
お姉さんは品行方正で
相変わらず頭が硬いのね。
それで管理局にスカウトされたんでしょうけど。

お二人は双子の宇宙人だったの?
どうりでよく似ていらっしゃる。
とマヤが言った。
私、あなたによく似た人を見かけたわよ。
黒髪の人だったけど。
とローラが言った。
ああ、それはたぶんナディア。
未来から来ていて、
私が未来に産む娘らしいの。
実感ないけど。
解説)
続きます。
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