Jul 31, 2026

マーレの島の散歩

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魔術劇場に残っていたサラたちに、
デュアンが声をかけてきた。

アイスさん。
魔術劇場が島に移転したって
お知らせしたら、トマソンさんが。


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早速、島に行って見たいと思いまして。
とトマソンが言った。

いいんじゃない?
ここでハリーたちの帰りを
待っていてもなんだから、
私たちが案内するわ。
デュアンも一緒に行きましょう。


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一行は魔術劇場の入り口の鏡の扉から
島に出てきた。

島の案内って言っても
私たちも一度来たきりなんだけどね。


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すぐ海辺に行ってもいいけど、
やはり遺跡見学が先ね。


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ほー。きれいな泉ですね。

あの上に水盤があって、
そこから夢見の水が湧き出ているの。

あ、誰か人の声がするわ。
とサラが言った。


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声の主はマービーだった。

こんにちわ。サラにアイス。
また会えたわね。
遊びに来たんだけど、
マーレがどこにもいないみたいで。


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マーレは、私たちの住む世界に出かけているのよ。
あなたの住む世界とこの泉の底を繋ぐ、
鏡の扉と同じ仕組みを使ったの。

そうだったの。
いいなあ。私も出かけてみたい。
でも足がないから歩けないけど。

じゃあ、私が人間の姿にしてあげるわ。
とアイスが言った。

アイス。あなたは魔族じゃないでしょ。
そんなことできるの?
とサラが言った。

初めてだけど、やってみる。


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アイスが呪文を唱えると、
薄い煙がたちのぼり、
なんとマービーの長い尾鰭が消えて、
マービーは人間の姿になった。


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アイス、すごいじゃない?
いつの間にそんな呪文を覚えたの。

やる気になると自然と
口をついて出てくるのよ。
きっとこのフミコにもらった指輪のせいね。

マービー可愛いね。
昔のバービー人形みたい。
とサラが言っている。

そうかな。


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一行は山を下って
海辺に向かっている。

この岩場を過ぎるとすぐ海よ。

ごつごつしてて
足が痛いわ。
とマービーが言っている。

靴は魔法で現れなかったのね。
あとで広場のドルフィンに行って、
あなたの足に合うサイズの靴を探しましょう。


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一行は海辺に到着した。

潮騒と海風が心地よい。
やはり夏は海ですねー。
とトマソンが言っている。



解説)
続きます。
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