Sep 22, 2026
ホテルに泊まる

やがて陽が落ちて夜になった。

ロビーでアイスとヴィヴィアンが話している。
明日は、南の渓流を散歩して
滝と花園を見に行きましょう。
普通の観光客みたいな
ことをするのね。

そこにホテルの従業員の
クロとボギーとトラが
顔を見せた。
みんなどうしたの?
滅多にお会いする機会がないので、
改めてご挨拶に来たんです。
みんな人間に似た姿にしてもらえたのは
ヴィヴィアンさんのおかげですから。
そんなこと気にしないでいいのよ。

人間社会に馴染めない私たちのために
犬猫猿鳥同盟を作ってくださったり、
こんな素敵な所に暮らせる環境まで
作っていただいて。
それもこれもマリアのアイデアよ。
私はあなたたちの面倒を彼女に任せただけ。
そうか原因は
みんなヴィヴィアンにあったんだ。
とアイスが言った。
原因なんて
諸悪の根源みたいに言わないでよ。
さあ、もう寝ましょう。

他の宿泊客たちも
それぞれ部屋に戻って行った。
部屋で普通に眠るんですか。
郷にいればっていうでしょ。
人間の真似をするのが、
楽しいのよ。
ほんとに地球オタクなんですね。

メイヴに出会ったのが
もう何日も前のことのよう。
わりと長い1日だったなあ。

数え方によるのかなあ。
などと呟いて、
アイスは夢も見ないで
ぐっすりと眠り込んだ。

翌朝も快晴だった。

アイスさん。
おはようございます。
おはよ。
冷房効いてるのね。
私は暑いのはダメなんです。
解説)
続きます。
WriteBacks
http://www.haizara.net/~shimirin/blog/kirita/blosxom.cgi/20260922192959.trackback
writeback message: Ready to post a comment.