Sep 09, 2013

マルク・コベールの東京日仏会館講演

 コベールの小説『骨の列島』(洪水企画刊)がパリのコベールに届いたのとほぼ入れ替えに、東京日仏会館でフランス国立日本研究センター主催の国際シンポジウムが9月6,7の両日開催され、マルク・コベールも発表者の1人として講演しました。テーマは「日本に関するフランス語小説の現在、お菊さんコンプレックスは乗りこえられたか?」でした。『お菊さん』は明治時代の日本に滞在した仏作家ピエール・ロチの名作と評価されている小説です。翌8日に渋谷のレストランで洪水企画の池田康さんと共にコベールにインタビューを試みました。『骨の列島』成立事情を詳細に聞くことができました。この会談の要約は詩誌『洪水』の次号に報告される予定です。
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