May 27, 2005

お助けカルタ

今朝の哀しい夢のせいで、心のバランスを失してコベールに集中できず、家の中をぐるぐる歩き回っている。そのうち、一つ思いついた。「お助けカルタ」つくったらどうだろう? 例えば、 読み札:遠足でいっしょにお昼をたべるはずのともだちにおいてきぼりにされました。 取り札:受持ちの先生のところへ行きなさい。いっしょにお弁当食べてくれますよ。おまけに、ふだん言ってもらえない褒め言葉ももらえちゃうかも。すみれさん、声がきれいね、アナウンサーになったらとか。へへっ、得した。 読み札:特攻は哀しからずや。 取り札:フィリピン沖の敵艦を攻撃できず、青空を旋回してる。 読み札:夫が別れたいと言い出した。 取り札:喜んで別れなさい。わが人生千載一遇のチャンスなり。 読み札:年上の男は裏切る。 取り札:年下の男も裏切る。友も裏切る。息子も裏切る。娘も裏切る。伯母も裏切る。教師も裏切る。わたしも裏切る。 読み札:父親が暴力をふるう。 取り札:お父さんと呼ぶのを金輪際やめなさい。暴力野郎!と隣近所に聞えるように大きな声で叫びなさい。 読み札:猫ってかわいい。 取り札:同感、同感。いのちの限り慕ってくれる。 読み札:初潮が来たのに、母親は知らん顔。 取り札:母親のいるところで、大きな声で叔母さんに電話しなさい。おめでとうって言ってくれるよ!大きな声でかわいいメンスバンド買ってねって頼みなさい。 読み札:学校に行きたいけど、おなかが痛い。 取り札:生理痛で休みますと、受持ちの先生に伝えてくれるように、校長先生に電話しなさい。1年B組の青木ですとはっきり伝えなさい。 読み札:電車を待っていると、乗せてあげると車が停まった。 取り札:丁寧な言葉で断り、どんな顔の男か、よーく観察して憶えておきなさい。きっと将来役に立つよ。 読み札:母親がお父さんの顔に泥をぬるなって言った。 取り札:わたしの顔に泥ぬらないでと言い返しなさい。 読み札:友だちがあなたの教えてくれたこと間違ってたと言った。 取り札:間違ったこと教えられたくなかったら、もうわたしにものを聞かないでと言い返しなさい。 読み札:あんたは変人だとクラスメートが軽蔑した。 取る札:わたし、変人大好き。天才かもしれないよ、と涼しい顔で。 読み札:上級生の男子がフォークダンスの相手になろうと寄ってきた。 取り札:けがらわしそうに、人差し指と親指で相手の手のひらをつまんで踊りなさい。 読み札:ある先生がおまえは嫌いだと言った。 取り札:わたしも先生が嫌いだと言いなさい。以後完全に無視しなさい。 読み札:姉が母親にちくった。 取り札:自分だって不良になりたいくせに、ヒキョウモノ、とマジックで書いて、姉の机に貼っておきなさい。 読み札:あー、たくさんあるなー。 取り札:きりがないからひとやすみです。
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哀しくて

眼が覚めた。イサクを送り出してからまた寝ると、よく夢を見る。今朝のは、胸がつぶれそうで、ひいひい叫んでいる。置いてきぼりにされた夢。高校の修学旅行で平安神宮だったかで、友だちが他のグループと行ってしまって、ひとりぼっちだと気付いて、天地がひっくり返るような思いをした。あの傷が大人になってもチョコチョコ現われる。今の高校生もこんな目にあう子がいるんだろうな。その後、ひとりでも平気でいられる訓練をずっとしてきたつもり。 今朝の夢は、若い男性ふたりとコンサートの帰りになかなか来ない電車を待っていて、少しぼんやりしてひとりでいる間に、気が付くとまわりにだれもいない。電車はホームに入っている。急いで乗り込み、連れのふたりを探すけど、見つからない。半ばパニックで電車を降りて街に出て泣きべそをかいて探し回る。どうしてもみつからない。なんで、一言声をかけてくれなかったのかなー? ひごろ好意を持っていたふたりだけに、その哀しさ。あんがい、うどうさん、どこに行ってたの。探したよ。など、笑いながら現われるのではないか。それなら、この哀しさもこれまで。でも、夢はめでたしめでたしで覚めることはけっしてない。これって、まさにトラウマで、けさは、少なくとも午前中は心が病の状態。面白いのは、加害者(!)がふたりだということ。ふたりで示し合わせて、わたしをひとりのけものにするパターンで、わたしを排除した複数は仲良くやっている(らしい)。わたしだけパニックに落とされて哀しい。そしていちばんつらいのは、なぜこんなめにあうのか、自分で理由が見出せないこと。ああやったからこう。という理屈がなりたたない。自分にとっては理不尽な天災のようなものだということ。でも、ちょくちょくこの感情の追体験が重なるので、マゾヒスティックな快感になっているのではないかと思う。夢ごとに相手が変るのもそう。まことに主観性の強い性格で、だから詩を書くのだと思う。
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May 26, 2005

『フランドルへの道』

クロード・シモンの代表作、平岡先生の訳。この今では手に入れにくい白水社版を長兄の遺品の中に見つけたときはドキッとした。なかなか読みにくい難物を、先生は楽しんで訳されてあり、ほかにも、ナタリー・サロートやフランス再留学記(小沢書店刊)など幾冊も。どれにも、豪快なお人柄からは意外な感じがするほど端正な字体で献辞が書かれてある。たくさん仕事されているなーと感嘆する。22日の告別式に行かなかったので、いずれ、先生の創作講座を受けている友人に電話してみようと思っている。きょうだいに内緒で手許にもって帰ってきた。ペギーや枕草子仏訳版など、読む本がたくさんあって、ぼやいてずるけてばかりはいられないと、自戒する。週末は春日井市の次兄を訪ねる予定。
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May 19, 2005

平岡篤頼先生

が昨日虚血性心疾患で亡くなられたと今朝の新聞で知った。今年年初の年賀状の返信に、「今でも時々路易さんのことを考えています。」と書き添えてくださったのを、幾度となく思い出していたのだった。路易(ルイ)は私の長兄。平岡先生にまつわるエピソードはいくつかあるが、3年ほど前に先生のお若い頃出版された小説集を2冊ほど読んで、つくづくやさしい方だなーと思ったのだった。バルザックの『谷間の百合』の翻訳は名訳の誉れが高い。早稲田の仏文の先生方は青春時代に小説家志望だったひとが多くて、訳も、日本語の小説としてのレベルを優にクリヤしている。今はどうなのか知らないが。平岡先生は長いこと文芸誌「早稲田文学」の編集長でもあって、翻訳が創作に比肩し得るのはそういった事情にもよる。早稲田の仏文を私的に展望すれば、新庄嘉章(かしょう)、平岡篤頼(とくよし)の系譜が最も香り高く、私は好きだ。せせこましさがないのだ。お二人とも関西のご出身。86、96までお元気でいらして欲しかった。
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May 13, 2005

ちょっと幸せ、おおいに幸せ

何でかというと。
3年前の春に亡くなった長兄のマンションで、遺品を整理していて、崩れそうなNRFの仮綴本を見つけた。それがCharles Péguy:Morceaux choisisだった。ピエール・ローランの描いた肖像も付いていて、めくったらばらばらにほどけてしまったけど、今、いちばん欲しかった本なので、うれしかった。「ジャンヌ・ダークの神秘」、「ソネット」、「ロワールの城」、「聖女ジュヌヴィエーブとジャンヌ・ダークのタピスリ」、「ノートルダームのタピスリ」、「エヴァ」これらの詩篇がみんな入ってるんですから。「ムーズ川への別れ」の出だしをちょっと拾い読みすると、やさしい!ぱっとわかる。それで、すっかり幸せな気分でした。あとは、ピザンおばさまが読めれば、わが人生言うこともなき!
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May 11, 2005

「強い」ということ

さいきん、「あなたは強い」と複数の人から言われた。それが、苦手な嫌なやつから言われたのなら気にならないのだが。信頼もし、尊敬もしている人の言葉なだけに、気にかかる。「わたしは強いのかな」と、いくどもつぶやいてみる。ちっとも実感がない。失敗ばかりしていて、ピンチになるのもしばしばのこと。喉ががらがらになって、風邪と称して、玉川クリニックへ駆け込む。もっと大きな病院でなきゃ、とイサク(次男)がいうけれど、「あなた風邪ではない」とばらされるのがこわい。玉川クリニックの老先生なら、くびをかしげるだけで何も言わず、風邪薬を処方してくださる。それを飲んでぶらぶらしているうちに、気力的に回復していく。と、わたしの健康生活は目下そんなくりかえし。「わたし、強いのかな」。さらに「強い」の後に、「賢い」とか「立派」がつくと、おそろしくて、いっそう穴の中にもぐりこむ。もうほっといて!都心に出ると往復1000円近くかかっちゃうから、なるべく出ないようにしていますが。
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May 09, 2005

ゴールデンウイークが終って

5月2日に体調を崩して、駅前の玉川クリニックに行って、その後はぐずぐずして過ごした。薬が終りかけて、調子もどうやら、でも完全に復調とは言えない。近ごろは大体こんな調子で、さっぱり、すっかり元気になるという事は先ずないのだ。まあ、これでどうにかやっていけそう。診察してくれたのは老先生で、わが息子2人を取り上げてくださった。知ってか知らずか、こちらとしては先生の変わりのない応対にほっとする。わたしが病院に行くのはたいてい、精神的な原因があるのだ。それは言葉にせずに体の症状だけ申し述べる。風邪薬を飲んでゴロゴロしているうちにどうやら生きる気力を取り戻す。 またコベールに戻った。これで3度目の正直。放り出してはとっかかり、また放り出しては気を取り直して、のくり返し。諦めと安心。まあいいか。
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May 02, 2005

ゴールデンウイークのなかびです

一昨日鶴間の横田園という植木園に行き、プランターに植える花をさがしました。けっきょく、キンレンカと、ナデシコとランタナを安かったので(1株平均120円)9株ばかり選び、それから植木の間をまるで公園だねといいながら歩き回っていると、赤紫の細かい花房のたくさんついた小潅木にひきつけられました。扇形に刈り込んであって、いいにおいもします。職人さんに声をかけて来てもらい、いろいろ話してもらううちに、もう買って帰ろうと決めていました。高かった(3700円)けど、こういうときのアレーアレー気分はおさまらないものです。植え方や、年間管理のしかたなど詳しく教えてもらい、車の助手席まで入れてもらいました。姫ライラックのニオイにうっとりしながら帰りました。昨日早起きして、食卓から見えるところにしようとあれこれ迷いながら植え込みました。夜から雨になって好都合でした。 地面の泥7、腐葉土3を混ぜて、穴にいれ比較的浅く植える。株の根本に土がかからない程度。肥やしはやらない。肥料をやると木ばかり大きくなって花がつかない。花房が枯れてきたら、枝先を切る。すぐしないと、もう来年のつぼみがつくので、遅れて枝先を切ると、花芽をみんな切り落としてしまうことになるので、要注意。水は植えたときにホースの先を穴に差込むようにしてたっぷりやり、後は自然の雨だけでだいじょうぶ。株の下のほうの枝はいじらずこのままにしておく。あまり大きくしたくなければ、花が終った直後の枝先選定をしっかり行う。五月中咲いて、六月に入ると終る。害虫はほとんどつかない。たまに緑色の小さな虫がつくことがあるが、スミチオン他の乳剤をうすめてスプレーすればよい。日当たり全日~半日陰。風通し良好のこと。 新来やチャンチン侘び助身をずらす  みなと
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