Jul 22, 2011

シャルル・ボードレール 「深キトコロヨリ叫ビヌ」

ぼくはあなたのあわれみを願う、ただひとりの愛するあなた、
ぼくの心の落ち込んだ、この暗い深淵の底から。
これは鉛色の地平のひろがる陰鬱な世界、
夜のなかを恐怖と冒涜がただよう。

熱なき太陽は六月(むつき)頭上に浮かび、
残る六月は、夜が地上を蔽う、
これは極地よりさらに裸形の国、
――けだものも、流れも、青草も、森もない!

思えばこの世に、この凍りついた陽の
冷たい残酷と、いにしえの混沌に似た
この涯しない夜にまさる恐怖はない。

愚かしい睡りのなかに浸りうる
世にも卑しい動物の運命をぼくは羨む、
それほども時の糸かせはゆっくりとくられてゆく!

(粟津則雄訳)

4,4,3,3のきちんとしたソネットで現在のニヒル(当時の)を定着しようとするアンバランスが魅力。ただし最終行、「世にも卑しい動物」という表現には、現在ではかなり違和感があるだろう。今の詩人は「うらやましいほど天然の、野生の恵みに満たされた動物」などのように言うだろう。
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Jul 09, 2011

夏の用意をしました

夏用の座布団カバーを新調したら、青紺の秩父縮みの生地で、肌触りがうれしく。その勢いで、町田に出て、買い物をしました。まず、ユニクロで、クロップトチノパンの黒、襟ぐりの開いた青紫のTシャツ、パイレーツの帆船が描かれているやつ、オダキューに戻って黒のサンダル、ついでに30パーオフになっている、グラサン(それでもかなりの出費)それだけ買い込んだら満腹でした。あとは壁沿いの無料休憩所で本を読むつもりが、本を手にするひまもなくこっくりこっくり、家に帰っても暑いので、日が翳るまでどこで時間をつぶそうかと。ほんとは図書館に雑誌を読みに行く予定だったのですが、もう体力の余剰切れ。地下食料品売場で、トマトが高い、ナスもキュウリも値上がりしているなと野菜を買うのをやめて、輸入もののレーズン一袋、駅のホームで日経朝刊買って帰りました。
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