Nov 16, 2007

助成金を探す

詩集数冊、小説数冊、翻訳原稿を抱え込んでいる。某出版社に紹介をもらって小説の提案を持参し、検討してもらった。結果は内容、翻訳に問題なし。ただし、版権、翻訳料、その他の費用の当方負担は困難、何らかの助成金などが見つかれば引き受け可能との回答。ネットで検索したり、友人に問い合わせたり、助成金探しをしたが、今のところなんのあても見つからず。そもそもこの小説は5年ほど前から、引き受けてもらえる出版社を探していた。今回読み直してもなお面白さはうすれていない。作者にも連絡をとったが、実際的な助太刀は期待できない。版権の交渉先を知らせてきたのみ。全体として何か割りの合わない気持がつきまとう。振り切りたい気持と、もっとしんから納得できる地点にたどり着きたい気持とが入り混じっている、悩みの多い冬の入りである。
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Nov 04, 2007

マルク・コベール『60のキス』

日本にフランス文学教師として8年滞在し、帰国後はアンジェ大学で教えている詩人コベール氏から、可愛い詩集が送られてきた。 「80年代に北イタリアピエモンテ州のクネオに短期間滞在して帰ってから書いた詩」と扉にある。コベール氏はニースの出身であることを思い出した。地図を見ると、クネオという街はニースとトリノのちょうど南北に中間点に位置する。コベールは日本に来る前にはイタリアで教えていたと言っていた。ほぼ10センチ角の四角のてのひらサイズ。1ページに2行から4行の短い詩が60個集められている。 礼状でとりあげた詩:

「キスは
散歩の時間を邪魔する
アーケードの数とつり合う」

これってキリコだな、と思った。

「キスは
冬の田舎に向きを定めている
氷が藁葺き屋根でゆっくり解けて
窓という窓の曇りが取れる」

もいい。
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