Apr 04, 2006

読書数冊

2006年春のために復刊された岩波文庫から、「オーカッサンとニコレット」(川本茂雄訳)と「クリスチナ・ロセッティ詩抄」(入江直祐訳)を買った。見慣れた表紙がつやつやしていて、赤帯が胸までありそうに幅広くなっていて、赤々した新芽を見つけたような気分でいそいそと取り上げた。「オーカッサン」を読んだ。ロセッティはこれから。それに思潮社現代詩文庫「続続辻征夫詩集」、福田武人「砂の歌」、谷本州(くに)子「綾取り」。どれもよい本だった。辻さんのは、最後の10年ほど身近だったために、ただならぬ気持ちで背筋が通った。ろくに読まなかったことを後悔しつつも、読んでいたら堪らなかっただろうと思う。スレンダーな容姿が目に浮かぶ。大して話しはしなかった。辻さんがよく着ているヘンリーネックのシャツが気になって、よく似合っていいなーと見つめていた。同じ1939年生まれのわたしは3月辻さんは8月。一学年おねーさんだぞー。
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