Jan 04, 2010

新年おめでとうございます

大晦日の日にふらんす堂の山岡さんから2冊の詩集が送られてきた。 鈴木志郎康『遠い人の声に振り向く』と辻征夫『絵本摩天楼物語』で共に書肆山田刊。鈴木さん57歳、辻さん56歳時の詩集。ずっと以前に山岡さんにお貸ししてあったものらしいが、覚えていない。ともかくしばらく手元に置くことにし、正月に萩原隆『ザシキワラシ考』(編集工房ノア)をじっくり読もうと思っていたのをすこしずらして、この2冊を再読することにした。とても面白かった。最近再読する本がとても味わい深く感じるようになってきている。文句なしに楽しい。本当に美味しいと思う料理を口にしているときのようだ。たべものは何でもかまわなくて、読書のほうが千倍も好き。戦後育ちの性かもしれない。良い正月だった。1月は吉行理恵について書く予定。 春には詩集を出す。 萩原さんの本は読むと共感するところが多い。雑誌『楽市』でのフアンだが、それが本になった。口絵に立派なお屋敷のご自宅の写真が挿し込まれている。こんな家のご当主の文章なのかと、なかば絶望にも襲われるが、なに、文章に貴賎はないぞ、と居直って。 今年も楽しく過ごせそうです。
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