Aug 13, 2006

ブーニンさま健在?

町田の市街を歩いていて、ポスターに眼がとまった。ブーニンさま。鼻ひげを蓄えた見慣れたお顔。「さま」といっても、そんなに詳しいわけではない。大流行のものは反射的に避けるタイプなので、ずっと敬遠していたのが、この数ヶ月少なくとも1日1回はパソコンでCDを聞いているので「さま」なのだ。
11月15日町田市民ホール全席9千円、曲目ショパン舟歌他
おや、健在だな、と安心した。確か北陸の娘さんと結婚して…日本で演奏活動をしていると聞いたような気がするけど…すごく若いのに老人じみた雰囲気のひとで、遺伝子の中に代々の音楽家が詰まっていて…
今聞いているCDはピアノソナタの第3番と、コンチェルトの第1番で、ことにコンチェルトがいい。まず飽きるということがない。はじめのほうはすごくメロディックで、一緒に歌ってしまう。第3楽章はさざ波の戯れ、曲想が溢れて、飛んでいって遊んでいる。そして抜群の切れのよさ。夏向きにだんぜん涼しい。こういうのが、アンチエージングの音楽というんだなーと気に入っている。 聞きに行ってみたいと思ったが、まあ無理だろう。お金の面で。かまわない。1985年の演奏と今と比較したくないし。聞きに行くのはよそう、でも録音盤かテレビの放映とかがあったら、聞くかもしれない。ひそかに。ショパンを弾くために生れてきた、ショパンを弾いて生きている、そういう人がいるのをうれしいと思った。
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