Aug 11, 2006

北浜市へ

浜松の北部、遠州鉄道で30分ほどの小林という街に親類のお葬式があって、急遽、出かけることになり、朝の5時、台風の大雨の中を、どうやって小田急線の始発を捕まえるか、喪服を着て、駅までたどりつけるとは到底望めない状況。会員制のタクシー会社にはカンタンに断られてしまい、憤慨して、こういうときに頼りにならないタクシーなんて意味がないワ、毒付いたが、向こうも寝ぼけ眼で、こちらのいうことなんか、てんで聞いていない。はじめからこんな時間にクルマを出そうなんて気がまるでないのだった。あちらは、快晴。中部日本に独特の容赦ない日射し。東京のスモッグバリヤ内で普段過ごしている身には、強烈だった。神式のお葬式。拝み方や禰宜氏のセリフの聞き方も珍しく、いくども立ち上がって礼をさせられるのが、よい運動になった。男性と女性の神官の衣装が、青ねずみ色の透けた布地で、美しいと思った。まるで外国人のような態度で申し訳ないのだが、浜松人は、地味が肥えているので、元来豊かで、その故、偉人が出ないのだということだったが、おっとりして平和的な人たちだった。帰りは東海道本線一人旅。7時間の鈍行列車をよく耐えたのは、自分ながらエライ。行きも帰りも、憧れの富士山の雄姿は拝むことができず、残念。
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