Jun 02, 2005

年令ばかり増えて精神は幼くて

ダメだなーと、先月分を読み返して思いました。元凶は人に口ごたえをしないでいままで生きてきてしまったこと。けっきょく、わたしのように5番目の子どもで、あんまり親からも必要ともされず、どうでもよく世の中に置いてもらってきたものは。学生時代に男の子たちが、自嘲的に「米くそ引替え機」だと言っていた。ひそかに、自分も当てはまるなーと思ったが、昨今まさしくかくのごとし。
さて、先月末、イサクの車に乗せてもらって東名高速を朝の5時から走って、お昼前に地球博に着き、その夜は春日井市の次兄の家に1泊させてもらいました。人ごみの中でいろいろ優美な日本語を耳にした。小さな子が、「おとうさん、蝶がおるよ」と云っている。「おる」なんて言葉をこんなチビでも使うんだ、と感激する。もっと日本中いろんな所に身をおきたいなーと思う。じぶんは四角四面の無味乾燥な言葉の世界に長居していたようだ。地球博自体は、普段の5割増しの人出の日にぶち当たって、並ばないで入れるところばかり選んで歩いたので、躍るサチュロスも冷凍マンモスも見なかった。それでも、おとなしく何時間も炎天下に並んでいる人々のわきを歩きながら、何らかの感慨は持ったわけで、それは要するに日本人はけなげだなーというのでした。
穏やかに祭り愉しむ人のおる  みなと
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