Feb 05, 2009

モルポワの講演会

パリ在住の友人Nさんが、去る1月28日にパリプチパレ会議場で一般向けに開かれたモルポワ氏の詩に関する講演を聞きに行ってくれて、その様子を知らせてくれました。先日『青の物語』のドイツ語訳版が出たことを知ったので、しばらくごぶさたしていたモルポワ氏のニュースが新鮮でした。パリはそのあと雪も降ったようで、寒い朝、がんばって出かけましたとのこと。テーマは「詩は何のためになるか」。かなり一般向けの主題ですが、大学の先生の義務でしょね。19世紀から現代までの詩人10人以上の言葉が引用され、とりわけミッシェル・ドウギイの引用が多かった。「詩は経験である」との言葉が印象に残ったとのことでした。このテーマは先年の山口の詩のフェスティバルでの講演と共通なので、2002年12月号の「現代詩手帖」での講演要旨を見てください。2002年11月号には、ミシェル・コローのモルポワ論も載っています。
このシリーズはその後、
2月18日ドミニク・フールカール、3月18日エドウアール・グリッサン、4月29日ヴァレ・ノヴァリナと続くそうです。
3月には恒例のプランタンデポエットもあるでしょう
。 モルポワの詩集をもう一冊出したいと思っていますが、なかなか。
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