Feb 16, 2006

夢の本棚

株式会社アウラの社長、幾代昌子さんが、少女時代からずっと愛唱してきた詩や歌の数々に、ベルギーの気鋭のイラストレター、ルフェーブル氏に絵をつけてもらって、魅力的な詩画集ができあがった。近々に講談社から発刊される予定。昨秋からチームを組み、幾代さんの片腕となって作業した。メンバーの一人ひとりが、忘れられない詩を提案し、みんなで議論し、採否の最終判断は幾代さんにゆだねられた。小型本で、夢、愛、想いの3冊に分かれている。たとえば、北原白秋の「片恋」や中也の「北の海」など、短くて叙情的な名篇が選ばれた。全員一致で選んでも、版権その他の問題で使えない名作も多々あった。ルフェーブル氏に詩をフランス語で伝えるのが大変だったが、そこは、幾代さんの人脈を活用して何とかクリアできた。描きあがった絵を見ると、ところどころ、誤解もあり、びっくりするイメージが現出していることもあるが、(日本の城郭を知らないなど)、大方は、歴史、文化の違いを飛び越えて、人間の想いの普遍性に驚かされもした。この仕事はまさしくR66だと思います。
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