Mar 02, 2006

幾代昌子さんの詩画集「夢の本棚」

は3分冊で、「ゆめのあしおと」「あいのときめき」「おもいのことのは」、カラーで言えば青、赤、緑の3冊で28日の日付で講談社から出版されました。表紙カバーの裏折込みにはルフェーブル氏の写真入の紹介文があります。日曜日にはもう横浜の書店の詩のコーナーに出ていました。幾代さんが海外の書店で見つけ、感覚にぴたっときた画家です。選詩の基準はわれわれ中年日本女性の記憶に残る名詩たち。暗誦できる、歌える可愛い詩たちです。版権の関係で、新しい詩は選べなかったのが残念ですが、(この線引きでいくと、あまり長生きの人は選べなかった)3冊で100篇ほどですから、とても楽しい作業でした。画と詩の関係を言えば、手に取ると、画がメインだなと感じます。でも、この人は詩を邪魔しないコツを心得ている人で、詩の鑑賞に干渉したりして来ない節度のよさ、生まれ持ってのセンスなのでしょうが、イメージが豊かで、日本の実情と少々ずれているところがあり、そこがまた、奇妙にほほえましく、どのページでも楽しく、ゆっくり詩を楽しむことができます。私自身としても、大事にして折に触れ開いて歌いたい本です。幾代さん、まずはおめでとうございます。
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