Sep 12, 2005

俳句は、詩はと

分けて考える必要はないけど、同じコトバという文化を使ってする遊びでも、表し方は違うと思う。俳句は日本独特の表現形式で、様式(形式)美を追求することを主眼にする。詩は、自我、「私」をスタートにする。形式は製作の過程で内的に流れ出てくる。俳句のようにあらかじめ洗練された枠が与えられてはいない。だから詩と俳句をスタートの時点でごっちゃにして居ると、どちらも「もどき」しか作れない。表現者は明確な自覚の上で作業を開始しなければいけない。詩は自然に湧いてくるもの、さいしょの1行を神様が書く、とかの銘句に惑わされ、自分を甘やかしていたのかもしれない。近ごろ少し気持ちが整理されてきている。
素秋なり屋根のはざまの明かるくて 薫
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